大学受験のリスニング学習法2021.11.19
今回は、どのような練習をしてリスニング対策をしていくか、について紹介をしていきます。
まずリスニングの能力を上げていくにあたって、2種類の練習が必要になります。
①聞き取る力
②意味を理解する力
まず①は、「あいらぶゆー」という音を聞いて「I love you」という英文だと頭の中で音→文に変換する力です。
そして②は「I love you」という文章を「私はあなたを愛している」という意味だと頭の中で文→意味に変換する力です。
この2種類の力を鍛えることによって、リスニングの能力は上がっていきます。
それではそれぞれの力について練習法を紹介していきます。
≪聞き取る力≫
これは「ディクテーション」と「シャドーイング」で鍛えていきましょう。
「ディクテーション」とは、英文を聞いて、英文の穴埋めをする練習です。例えば、「あいらぶゆー」という音を聞いて、「I ( ) you」、この間に「love」を穴埋めするということです。
「シャドーイング」とはお手本の音声を聞いて、それに続いて同じように発音をする練習です。「I love you」の音を聞いて、「I love you」と同じように発音するということです。
≪意味を理解する力≫
これは「多読」で鍛えていきましょう。
長文対策と似たものではありますが、多読をする文章は、普段解く長文よりも簡単なものでかまいません。
大切なことは文章の頭から理解をしていくということです。長文読解と違ってリスニングでは何度も読み返すことができないので、1回で文章の意味を理解する必要があります。
「ラダーシリーズ」などがおすすめです。図書館に置いてありますので、自分にあったレベルのものを借りてみて実践してみて下さい。